オーストラリア入国

今日は節分の日。
季節ごとの行事をとても大切にする義母は、毎年節分の日には嵯峨の天竜寺の節分祭に出かけます。
府議会議員さん達がまく小袋に入った福豆を、大勢の人が押し合いへし合いキャッチするわけですが、
小柄な義母はそこには参戦せず、その様子を観戦するのが楽しみだそうです。
豆まきに参戦しなくても、キャッチできなかった人にも無料で福豆をいただくことができます。
そして毎年、お土産として持って帰ってくれるこの豆が大好きな私は歳の数の3倍ほど食べます(笑)。
 
そういえば、この豆を見るといつも思い出す「事件」があります。
 
私がシドニーで勤務していた頃のこと。
義母から電話で「頼まれてた本2冊、送っといたで」と連絡がありました。
本を待つこと数週間。待てど暮らせど本が届きません。
「どこ行っちゃったんでしょうね。たかが本なんで没収されるわけないですもんね。」
「まあ、しゃーないわな、本も豆も高いもんやないしなー」
「ん?豆?」
「天竜寺さんでもらってきた豆も入れといたで」
 
数週間後、オーストラリア検疫検査局から英文の手紙が義母の手元に届きました。
「花、木、野菜の種子や球根をオーストラリアに持ち込むことはできません。返却してもらいたい場合は、
郵送料と手続き料として$500が必要です。14日以内に連絡がない場合は破棄します。」
 
子を思う親の優しい気持ちは、このように没収されたのでした。
 
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オーストラリアへの食べ物の持込みはとても厳しくなっています。
 
渡航前に必ずチェックしておきましょう。
 
 
終わり